• English

HOME » 植林活動

植林活動

2014年 2014/01-2014/02

2013年に準備した苗床
苗木は順調に育っていて、いつでも植樹できる状態になっている。
2013年に植えた苗木の生育状況をみんなで確認する。
植林地に散水するために、近くの小川から発動機ポンプで水を汲み取る。
ポンプを使って小川から100m離れたサバンナに大量の水を撒いた。
水撒きはこれが初めて。自然と笑みがこぼれる。
環境保護に興味のあるギニア人の生徒(右から2番目)がヘキサチューブを使った植林方法を学んでいる。昨年植えた苗木は2m以上に成長した。
ホースはまだ1本しかない。次の散水場所に向かって長さ100mのホースをみんなでかついで植林地内を移動した。
生徒が植えたヘキサチューブの植林地にも水を撒いた。
東屋方式で植樹した苗木が育って小さな林になった。乾季に野火が発生するため、被害を最少に抑えるために林の周囲の草を刈る。ここにポンプで大量の水を撒くことで幼木の生育が促進されるだけでなく、地面が湿っているために野火の延焼も防げる。
2014年1月、新たに1,5000本の苗づくりを開始した。村人が多数参加して苗木用ポットに土を詰めている。
毎年、ボッソウ環境研究所(IREB)によって緑の回廊周辺に幅10mの防火帯が整備されている。野火が植林地に侵入する危険がないか定期的に巡回する。
苗木用ポットの準備が終わった。雨が降り始める4月以降、苗木をポットに植えて苗木を育てる作業が始まる。
2014年2月、IREBのSoumah所長が緑の回廊を視察した。左から、Diri、Bouna、森村、Soumah、Remy。「コリドー」の合図でパチリ。
緑の回廊の植林地を示す看板。かつてのは古く汚れていたため、2014年1月に新調した。
2014年1月、苗作りのために東屋をサバンナの中に3棟新設した。
植林をおこなった場所の草刈りを定期的におこなうことが大切だ。植えた幼木が顔を出し、元気に成長できる。
2008年に植えた苗木は成長して小さな林になった。乾季にはその周囲の草を刈り、水を撒くことで木々の成長を促す。雨季になってから、林のまわりに苗木を植える予定だ。先に育った林が適度な日陰を作り、次の苗木の生育を助けてくれる。
100個ずつの塊で苗木用ポットが整然と並べられている。ひとつの苗木用東屋で5,000株の苗木を育てる。
サバンナに自生する幼木達。この周囲のエレファントグラスを刈り取って木の生育を助ける。
2008年に植えた植林の横に、2014年1月苗木用の東屋を新設した。いつか、2つの植林がつながって大きな森になるだろう。
苗木用東屋の周辺は丁寧に草を刈る。その向こうに見える緑は、2008年に植林した苗木が大きく成長した林だ。来年2015年、2つの植林地をつなぐように東屋を新設する。点在する植林がつながっていき「緑の回廊」となる。
2014年2月2日、緑の回廊で野火が発生した。心ない人のタバコの不始末だという。幸いサバンナの草が燃えただけで、苗木や植林は無事だった。
2013年に植えた苗木がサバンナのなかで生き残っている。苗がエレファントグラスよりも高くなるまで、あと数年、乾季の草を刈りと水撒きを繰り返す。
2013年に準備した苗木。もうすぐ植林する予定だ。
 

2013年



2012年の大晦日に、緑の回廊を視察中に、目の前で、突然、野火が始まりました。
水もない中、棒や枝葉で叩いて消し止めました。
木々も、苗木も、みな無事でした。


松沢哲郎『「緑の回廊」の野火を消し止めた』(出典:岩波書店「科学」2013年3月号 Vol.83 No.3 連載ちびっこチンパンジー第135回)
 

2012年



東屋の数は、現在47へと増えました。
小さかった苗木もすっかり成長し、サバンナに点々と小さな林が誕生しています。

草刈り作業風景

草刈りをすることで自然に生えた苗の生長を促します。



今年4月から6月にわたり、40m区画の草刈りを20カ所おこないました。 草を刈った後に、30m四方の範囲に苗木を植えました。苗木はサバンナで野ざらしになるのですが、今年はこの時期に雨が望めることから苗の成育状況を見守ることにしました。



緑の回廊から見たニンバ山

PAGE TOP

 

2011年


今年は緑の回廊プロジェクトが大きく前進した1年でした。


東屋の下では、天井(高さ約1.8m)を超える高さに成長した苗木も数多く出てきました。この程度まで成長しているとサバンナの環境にも十分耐えることができます。 また、朽ちて骨組みだけになった東屋を撤去した後も、これらの成長した木が日陰を作るため,丈のまだ小さい苗木も木漏れ日のもとで、ゆっくりと生育を続けることができます。


これまで、緑の回廊は幾度も野火に遭い焼かれたことがあります。その経験から、乾季には、緑の回廊を取り囲むように幅10m長さ4kmの防火帯を設置し、2名がパトロールに当たっています。
最近では防火帯に加えて、東屋の周囲にある草を刈り枯枝は撤去するというメンテナンスを続けてきました。


このことが功を奏し、2月7日に野火が緑の回廊に侵入し広い面積で辺りの草木を焼いたときにも、東屋の苗木は無事でした。 東屋の周囲に燃えるものがなく火の侵入が止まったため、東屋内部まで火が届かなかったのです。

適切に管理すれば、東屋はサバンナの日差しと野火をしのぐことができます。

植林活動の明るい未来を予感させる出来事でした。

トヨタ環境活動助成プログラムから多大なご支援をいただいたことにより、約2万本の苗木をサバンナに植える計画が展開されました。



苗木小屋にずらりと並んだ苗木たち。
左:乾季の1月から準備を始めました。右:5月撮影。ずいぶん成長し、東屋に移植される日を待っています。


苗木が成長してきた5月末にサバンナへの移植作業を開始しました。まずは東屋の増設から始まります。 東屋は、村の周囲で簡単かつ持続的に手に入るものを材料としてつくられています。

左:2011年5~6月の1カ月間で、18の東屋を新たに増設しました。 右:東屋周辺は草刈りを継続的に続けます。

PAGE TOP

 

2010年

2007年に移植したした苗木は、現在では身の丈を超えるほどに大きくなりました。この成功をきっかけに、すこしずつ東屋を増やしてきました。 2010年の時点で東屋の数は27棟です。それぞれの東屋のもとで、ウアパカ(ソナ)の苗木たちが着実に幼木へと成長しています。サバンナの中に飛び石状に森ができてくれれば、チンパンジーをはじめとする野生動物にとって重要なシェルターとなってくれるでしょう。

PAGE TOP

 

2007年  サバンナの強い日射から苗木を守る

これまで、チンパンジーの糞から種子を取りだして苗木をつくり、ある程度成長したところでサバンナに移植していました。すでに大きく成長した木々がある一方で、サバンナの中心部では枯れてしまう例が多くみられました。日陰で丁寧に育てられた苗木にとって、サバンナの日射はとても厳しいようです。

そこで、移植先のサバンナにも東屋をつくり、その下に苗木を移植する方法を試験的に始めました。苗木を育てていたところと同様の環境にすることで環境変化の負荷を最小限にし、早く根付くことを期待したものです。東屋の材料は、地域住民が日常的に利用しているものにしました。柱は竹でつくり、屋根はヤシの葉で葺きます。竹やヤシの葉はすぐに再生してくれるため、持続的に利用していくことが可能です。

2007年、試験的に3つの東屋をつくり、ウアパカ(ソナ)の苗木を25本ずつ移植しました。



東屋の作成風景
竹で骨組みを作ります
東屋の大きさは、5メートル × 10メートル × 高さ1.8mぐらいです。


天井に椰子の葉を乗せます


雨季の東屋


苗木を育てる「苗木小屋」
ここで育てられた苗木をサバンナにもって行きます


サバンナの東屋で大きくなったウアパカ(ソナ)

PAGE TOP

 

2006年

2006年8月:2400本のヘキサチューブを新たに設置しました。


2400本の苗木が植えられ、その成長を促進し保護するためのチューブが設置されました。


2005年12月に植えた苗木のうち、成長の早いものは樹高160cmにもなり、チューブから頭を覗かせていました。

PAGE TOP

 

2005年

2005年12月:サバンナに1200本のヘキサチューブを設置しました。
ヘキサチューブは苗木の成長を促進し、動物による食害や誤伐から保護します。
ヘキサチューブについてはハイトカルチャ株式会社のホームページをご覧ください。


下草を刈る現地の人。
苗木を傷つけないように雑草を刈り取っていきます。
白いビニール袋は苗木の目印になっています。


チューブを組み立てています。
この日は200本のチューブを設置しました。


苗木にチューブをかぶせます。


チューブを支えるための杭を打ち込みます。


チューブが立ち並んだサバンナ。
チューブの向こうにはニンバ山脈が見えています。


1200本のチューブを設置する作業が終了。
ハイトカルチャの技術指導の長谷川さんと現地のみなさん。
後ろに見えているのはバン山です。


チューブの中は乾季でも一定の湿度が保たれます。
 チューブの内側についた水滴がチューブをつたって地面にもどり、乾季でも水分の補給が期待されます。


チューブの上から中を覗いてみると・・・・
こんなかんじです。

PAGE TOP

 

2001年



2001年、5年前に小さな植物園だったところに、高さ5mものコミの木が育ちました。マニオク畑が放棄されたあとには、高さ4mのルル(ハルンガナ・セネガレンシス)の林ができて、チンパンジーの大好物の茶色い小さな実がたわわに実っていました。よく見ると、5mおきに植えられたソナの木が人の背丈を越えて育っています。小さな「緑の回廊」が育ち始めました。

PAGE TOP

 

1999年

1999年からは、別の方法「マニオク畑から二次林を作る」植林計画も並行して試みています。これも現地の人たちが考案しました。まずサバンナを開墾してマニオクを植えます。マニオクは、現地の人々の主食になるイモです。それを収穫したあと畑を放棄します。そのときに、上記の植林をおこなうとマニオクが強烈な日差しをさえぎり、幼木の育ちが良くなることが分かりました。

PAGE TOP

 

1998年


1998年から、本格的にサバンナに植え始めました。

 最初の方法は「チンパンジーの糞を利用する」植林です。チンパンジー調査の助手を務める現地のマノンの人たちが考案したユニークな方法です。チンパンジーが飲みこんだ種子は糞の中に出てきます。それが森の中で発芽して小さな苗木になっています。それを村に持ち帰って、ひとつひとつをプラスチックの小さな鉢に植えかえ、水辺の苗床で育てます。30cmくらいに育ったところで、サバンナに移植しました。こうすれば、まちがいなくチンパンジーが利用する木だけを育てられます。

PAGE TOP

 

1997年

1997年1月からボッソウとニンバ山のあいだにある長さ4kmのサバンナに幅300mにわたって植林活動が始まりました。

まず、サバンナに50m四方の小さな植物園を作り、チンパンジーが食べる実や葉の木を選び、苗木を移植しました。いくつかは枯死しましたが、現地名でコミやソナの木は根づきました。

PAGE TOP

PAGE TOP